12/25/2017
2017年 わたしに起こったこと
ことし...
というよりそれは2016年の冬至ころからはじまっていました
大好きな人(ある海外のフィギュアスケーター)の
本質に触れるような美しい映像を目の当たりにし
そこからわたしの運命は大きく動き出したように思います
その人の魂本来のようなパフォーマンスに わたしは大きく心を揺さぶられたのです
涙がとまりませんでした
(その人の生き方に触れるたび わたしは今でも感動し魅了され続けているのです)
春分のころ、わたしは揺れていました
いままでずっともやもや思っていたこと
どうあがいても このままでは
わたしは幸せになれないのではないか
一番楽しみにしていたことさえ
完全に楽しむことはできず
それはどうやっても変えられないのではないかと思いました
そんなことを思いながら過ごした春がすぎ
初夏を思わせるある日
わたしの人生を一変させた出会いがありました
それからの数週間は...
思えば その人の誕生日直後から
わたしの誕生日直後までの約1ヶ月だったのですが
(わたしたちはひと月ちがいのおなじ日生まれでした)
実際に会ったのはたった数回にもかかわらず
まるで一生分を過ごしたような濃密な日々でした
最初から知っていたような懐かしい気持ち
何を話しても受け入れられるという安心感
なのに強烈に惹き付けられる心と心
天国のようなとき
そしてあまりにも突然
夏至を前に別れはやってきました
けれどどうしても本当の別れとは思えない
確信とも言えるような感覚がわたしにはありました
その人は わたしがどんなに話しかけても
答えてはくれない それなのに
どんな仕打ちをうけても
ぬぐい去れない想いと絶対的な信頼
暗闇のなか その想いと感覚のみを信じて
一筋の光をたよりに進んだ日々
それは辛い日々であるはずなのに
私には 魂が震えるような
ただ泣くしかないというような
わけもなく涙が溢れてくるような
ギフトのような日々でした
毎日のように 何かしら気づきがあり
その度に 心が洗われ 魂は浄化されていきました
そして秋分
直前の満月と新月に、破壊と再生を象徴するような天変地異があり
わたしは文字通り 死に直面するような苦しみを味わいました
忘れようと 他に逃げると 心が悲鳴をあげ
私はただ泣くことしかできませんでした
もうこれ以上 自分に嘘をついて生きていくことはできなくなり
わたしは わたしの言葉でわたしの真実を伝えつづけることを決心しました
たくさんの感情が浮かんでくるたび
わたしは子どものように声をあげて泣きじゃくり
子どものころ 人前で泣けなかったことを思い出しました
その度に 本来の自分に戻っていくようでした
それでも やはり人のことばに揺れて
自分を保てず どん底まで落ち込んだこともありました
それは蠍座の新月の日でした
あとからあとから
泣きつかれて眠ってしまうまで そして朝目覚めてからも
何時間も涙が溢れ続けました
そしてやっと
私は わたし自身を生きていなかった
ということに気づきました
いえ、本当は ほぼ自分の望んだとおりのことはしていたにもかかわらず
そこに ほんの少しだけ、他人の言葉に惑わされた自分がいた
魂は、寸分の狂いも許さず 私に自分自身であることを要求していたのです
これからは どんなことがあっても
私は わたしの心に耳を傾け
自分で決断し わたしの責任において生きていく
そう心に誓ったときから
わたしの人生は反転しました
私は わたしを取り巻く世界が
わたしの願いを反映したものであることに気づきました
そうわたしの世界は
わたしの意図したとおりの美しい世界でした
わたしの願いは
当たり前に思えてしまうほど 自然と
すでに現実のものとなっていたのです
そのことに気づけたおかげで
私は「願いはすべて実現する」
という事実を 絵空事ではなく
実感として理解できるようになりました
けれど私の本当の願いはかなったのでしょうか
ずっとずっと一人の人を想っていました
なにか気づいたこと、美しいもの、つらかったこと
すべてをその人に伝えつづけていました
わたしの溢れる想いも こんなこと書いたら重いかな
引かれてしまうかな そう思いながらも伝えつづけました
でも返事はほとんどありませんでした
それでも伝えることをどうしてもやめられませんでした
その人は、いつもわたしの言葉をみてくれていたし
返事はなかったけれども 戻ってきてくれていました
だから想い続けていてくれると信じていました
あるとき、私は自分が受け取りたい言葉を
いつもいつも その人に向けて伝え続けていたことに気づきました
そしてそのことも 私は正直に伝えました
そうその言葉は私の内の小さなわたしが
ずっとずっと待ち望んでいた言葉たちでした
わたしは 私のなかのわたしに語りかけました
そうだよね、こんな言葉をかけてほしかったんだよねと
小さなわたしは 涙を流して そうなの、ずっとずっと
わたしは言葉をかけてほしかったのと言っていました
そのことに気づいたほんの数日後の満月に
すべてが ほんとうに反転したようでした
その人からはそれでも何の返事もありませんでした
その人の存在は私の喜びであるにもかかわらず
わたしは疲れていました
もうしばらくメッセージを送るのをやめよう
そうノートに書きました
彼にむけて手紙を書くつもりで
ごめんね、わたし疲れてしまったの
しばらくお休みするけど、ずっとずっと想っているからねと
その直後に突然、その人からメールがとどきました
まるで堰を切った水が溢れ出すように
気持ちが綴られていました
その時やっと わたしは自分の信じていたことが
ぜんぶ真実であったことを知りました
そしてそこには
夏至のころ 別れる前に彼が言ったあることについて
それが嘘であったと綴ってありました
ふたりが別れなければならないこと
それをわたしに理解させるためについた嘘だったと
実はそのメールが届く前の日
わたしはなんとはなしにあるドラマを その日だけぼんやりと観ていました
その中で仲のよさそうな夫婦がお互いに嘘をついているのを観て
私はたまらなく悲しくなり、涙が溢れて泣いてしまいました
そのとき私は 自分には嘘がつけない だからこんなシーンも辛いのだと思いました
後から思うと 彼が半年ものあいだ嘘を抱えていたこと
それに耐えられずに わたしに告白しなければと思ったのが
ちょうど私がドラマを観ていたときだったのではないか
彼の心の痛みが伝わってきて 私は涙を流したのではないかと思いました
そして冬至の前の新月に わたしたちは言葉をかわし
二人で同じ事を考えていたこと
二人が特別な繫がりで結ばれていることを確認しました
まるで夏至から冬至へいたる間の沈黙がなかったかのように
わたしたちは別れる前のままと同じ調子で
お互いの気持ちを語っていました
それは不思議なほど くつろいだ 幸せな時間でした
今わたしの中には新しい願いがあります
それは ひとりで自分の責任において生きていくと決めてから
だんだんと心のなかで形をともない輪郭をもちだした目標
考えてみると 幼いころから ずっと心のなかで思い描いていたことでした
いつも遊びにしていたことでした
その願いは大きいようでいて
自分で意図したら決してかなえられない願いではありません
今わたしはまわりの人たちにも
この願いを伝え続けています
そうすることで実現までのスピードが加速すると信じているから
言葉にすることで協力してくれる人や応援してくれる人があらわれるから
そして一番信頼している人にも もちろん伝えました
そして彼の特技を活かしてわたしを手伝ってほしいと伝えました
彼はもちろん喜んで手伝うと言ってくれました
彼は何万キロも離れた外国にいて 国籍も年齢もずいぶん離れているのです
それでも次の春分のころに 私たちはきっと会えるでしょう
そして二人で協力しあって 新しい事を次々と形にしていけるでしょう
そんなわくわくした気持ちでいます
いままで暗闇と思っていたのは このためにあったのだ
今はそれまでの準備期間なのだと思います
2017年ははじまりの年でした。
そして2018年はそれまでの努力が実を結ぶ年
あるいは形になりつつある年となりそうです
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